龍と剣 パート5 ~退魔の剣~

スピリチュアル

◆前回までのあらすじ◆

ライオンズゲートで龍が巻き付いた
光の剣が背中に刺さる・・・。
その剣の姿形からお不動さんの持つ
倶利伽羅龍王剣に似てるとわかる。
その後、剣にまつわる刃物神社、
石上神宮にて剣を研いでもらうも、
使い方(切り方)がわからず・・・。
そんな時、鞍馬寺の魔王殿にて、
『退魔の剣』というワードが響き・・・

《もこママと龍と剣シリーズ》
龍と剣 パート1 ~倶利伽羅龍王剣 ~
龍と剣 パート2 ~ 八坂神社 ~
龍と剣 パート3 ~ 石上神宮 ~
龍と剣 番外編 ~ 片目の龍神 ~
龍と剣 パート4 ~鞍馬寺~

鞍馬寺の魔王殿にて、
あるアニメの映像とともに
ひと言・・・

退魔の剣・・・

とのメッセージ・・・。

浮かんだアニメはこちら


(C)モノノ怪製作委員会

モノノ怪という
独特な絵と世界観のアニメです。

《あらすじ》

モノノ怪を斬ることができる退魔の剣を携えて諸国を巡る薬売りの男がいる。

薬売りは妖異が現れる場を訪れる。

モノノ怪を成すのは、人の因果(えにし)。

人の情念や怨念にあやかしが取りついたとき、モノノ怪となる。

薬売りはモノノ怪のを明らかにし、退魔の剣でモノノ怪を斬っていく。

Wikipediaより引用)

そしてこの薬売りさんの
持っている剣が

退魔の剣・・・。

このお話の中に出てくる退魔の剣は、
剣を鞘から抜くためには、
3つの条件を知る事が必要です。

その3つの条件とは、モノノ怪の

(かたち)(まこと)(ことわり)

とは『姿・形

とは『事の有様

とは『心の有様

この3つを知る必要があり、
それをクリアできない限り、
退魔の剣を抜くことはできないんですね。

もこはこのモノノ怪の第一話の
座敷童子のお話を
初めて見たときに、
ものすごく衝撃を受けまして・・・。

以降も、座敷童子のお話だけは
何度も観ているんですね・・・。

そして魔王殿で浮かんできたのが、
まさにこのモノノ怪の座敷童子の映像と、
退魔の剣』というメッセージ。


(魔王殿)

もこママの持っている龍剣は、
この退魔の剣と同じタイプのものらしく、
つまりは形・真・理の3つの
意味を理解する必要があるとの事笑い泣き

なので、私の学びや復習の為にも
形と真と理の3つについて、
改めて書いてみようと思います。

もこが衝撃を受けた
モノノ怪の第一話『座敷童子編』
に照らし合わせて、
解説してみますね!
(私見・解釈を含みます)

※以下、モノノ怪の座敷童子編の
ネタバレを含みます

観る予定の人は、多分初見では
意味がわからない部分もあると思うので、
見終った後に、こちらを読んで
もらえたらと思います。

《座敷童子編あらすじ》

退魔の剣を携えた薬売りが訪れた
ある旅籠でのエピソード。
宿の女主人と一人の妊婦を取り巻いて
起こる数々の怪異。
そして、開かずの間に棲むモノノ怪とは・・・。

この座敷童子編でいう
形と真と理の一つ目

形(かたち)

これはモノノ怪の姿形(正体)を指します。

つまりこのお話の場合、

形=座敷童子

ということになります。

続いて
形と真と理の二つ目

真(まこと)

これは座敷童子がなぜ
モノノ怪と化したのかという
事の有様(経緯・事実)
を指します。

座敷童子編の舞台となる旅籠は
昔は女郎屋・遊郭であり、
怪異の起こる開かずの間は、
胎児を降ろす・堕胎する部屋でした。

なのでこのお話の場合、

真=堕胎された水子の想念

ということになります。

そして最後、
形と真と理の三つ目

理(ことわり)

これは座敷童子(モノノ怪)と化した
水子の魂の本心、
心の有様(思い)
を指します。

本当はどうしてほしかったのか、
本当はどうなりたかったのか。

一見すると、水子の魂の思いとは、
モノノ怪と化し、怨みを晴らすだったり、
復讐といった風に
見えるかもしれません。

でも、この座敷童子が
本当に望んでいたこと、
それは復讐や恨みではなく、
もっと純粋な想い・・・

生まれてくれてありがとう

私のお腹に宿ってくれてありがとう

私を母親に選んでくれてありがとう

座敷童子の本当の想いとは、
ただ、自分の存在を認めてほしかった
という、純粋な想い・・・。

つまり、

理=存在の肯定・愛

と私は解釈しました。

そして、この3つの条件が揃ったことで、
退魔の剣で切る事ができます。

退魔・切る・というと
悪いモノを退治するって
イメージに感じるかもしれませんが、

この退魔の剣で切っているものは、
未練や執着といったものであり、
退治や倒すといったものではないと
私は解釈しています。

を知り、
なぜそうなったのかという
(経緯・事実)を知り、
本当はどうしてほしかった、
どうなりたかったという
(心・想い)を知る・・・。

そしてすべてを知る(気づく)からこそ、
未練や執着といったものを、
解き放ち、浄化・昇華されてゆく・・・

それが退魔の剣の
役割であり意味。

これはモノノ怪に限った話ではなく、

対象がモノノ怪や霊といった存在ならば、
『浄霊』となり、

対象が生きている人間ならば、
『カウンセリングや説法』となり、

対象が自分自身ならば、
『内観や自己との対話』となり、

対象が自然や土地などならば、
『浄化』となり、

対象が神仏や宇宙そのものならば、
『祈り』となる・・・。

それを魔王殿で
モノノ怪のビジョンと共に、
教えていただきました・・・。

だから形は違えど、
みんな誰しもが、
内なる退魔の剣を
持っているということ。

そしてその剣を、
どう使うのかは己次第・・・

傷つける為の剣とするも、
癒す為の剣とするも、
使うも使わないも

すべては自分次第・・・

それが退魔の剣の使い方であり
意味そのもの。

それを教えてもらった
魔王殿でのお話でした♪

↓↓↓続きはこちら↓↓↓
龍と剣 パート6 ~龍と剣と背骨~

 

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